
・姿勢を良くしたい
・猫背を直したい
・巻き肩を直したい
・反り腰を直したい
こういったお悩みもよく耳にします。
今日は巻き肩について
当院の考え方をシェアします。
巻き肩は
① 肩関節(肩甲上腕関節)のズレ、とくに上腕骨頭の前方スライド+内旋によるもの。
→ 肩関節そのものが巻いてる。
② 肩甲骨の(肩甲胸郭関節)のズレ、とくに肩甲骨外転によるもの。
→ 肩甲骨が外にズレることで肩が巻いているように見えている。
③ 複合型(①+②)によるもの。
→ 肩が巻いていて、さらに肩甲骨もズレている。
が大半ですが、これらが起こるにあたり結構な確率で起きているのが上部胸椎の機能不全(特に伸展可動域不全)です。胸椎1番から4番辺りまでが固まって動きが悪いということ。
だからといって上部胸椎だけを動かそうとしても99%うまくいきません。
上部胸椎、上腕骨、肩甲骨は骨連鎖(体のルール)というセットで連動し、バランスを取り合っているので、これらのどこか一つだけをアプローチしても巻き肩はなかなか改善しません。
とくにSNSでよく見かける『肩甲骨同士を寄せるだけの運動』や『胸を張るポーズ』などはほぼ意味を成さないのです。
さらに、なぜ上部胸椎が固まって動きにくくなっているのか?その原因も人それぞれですから、専門家による検査が必須です。
上部胸椎が固まっている原因が手首にあったり、股関節にあったり、まさか!?と思うような場所に原因があったりします。
あなたの巻き方の原因は何なのか?
そして実際のアプローチや、
セルフケアはどうしたらよいのか?
気になる方はご相談ください。
巻き肩は筋生理学上、
1回ではよくなりません、
3ヶ月はみておく必要があります。
最初の4回は週2ペースで
詰めて来てもらうと効果は感じやすいです。