何もしていないのに股関節が痛む...
怪我などした訳ではないのに...
こういう場合、痛む箇所に原因は無いことがほとんどです。
こちらのお客様は左股関節痛がお悩みでしたが、原因は先日の投稿にも登場した『左腰部多裂筋 深部繊維』、ここの出力低下がメインでした。
骨格的に見ると、左仙腸関節の緩み、世界的には『Loose-pack Position』という状態なのですが、これを骨盤(仙腸関節のズレ)の歪みが原因と捉えるのか、または多裂筋の弱化と取られるのかは、卵が先か?鶏が先か?問題と同じ。
静的アライメントだけで考えるなら、骨格を強制的に戻せば良いのですが、人間は動く動物です。動的アライメントといって、動作中に仙腸関節がズレないように多裂筋が働いて制御してくれなければ、痛みはぶり返します。
ですから私は骨格を強制的に戻したりするのではなく、その関節制御に関与する筋群を働かせることを大切にしております。
話は戻りますが、今回の痛みが生じていた流れとして、何かしらの理由(これは人それぞれなので割愛しますが、ここも突き止めます)で腰部多裂筋深部繊維の出力が低下し、その〇〇〇である.............筋が。。。。。。。。。。。の動作時の〇〇として過緊張し痛みが生じていました。加えて、脹脛の.............筋も弱化し、上行性連鎖で股関節に負担がかかっていたことも2割ほど影響しています。
なので痛む箇所をもみほぐしたり、ストレッチしたり、リリースしたりしても、根本解決とはいえませんし、それらはほとんど意味をなしません。
もちろん股関節痛の原因は人それぞれです、過去には手首や足首が原因だった方もいました。
あなたの股関節痛の原因が何なのか知りたい、そして改善していきたい方はご連絡ください。