
実は改善方法といっても原因はひとそれぞれ、お客様の体を見てみないと何ともいえません。
原因は足首にあったり、膝にあったり、股関節にあったり、人それぞれです。
人それぞれではありますが、整体で対応できる括りとして
① 関節のズレや捻じれ由来の筋肉の過緊張による神経の圧迫
② 誤動作による筋肉の過剰使用による神経の圧迫
③ ①+②の合併型
という3パターンが私の経験的には多いように感じます。(もちろん他にも原因はあると思います)
①は何かしらの理由(ほとんどが生活動作の偏り)で関節がズレて、その結果、筋肉の長さが本来よりも短くなったり、長くなったり、緩んだり、緊張したりします。その結果、神経を圧迫して不調が出ることがある、というもの。
②は、誤った生活動作の繰り返しで、一部の筋肉が集中的に使われ、過緊張して神経を圧迫し、不調がでるもの。
③は、①と②の合併。
どちらにしても生活動作の中に、あなたの関節や筋肉のバランスを崩している誤動作による筋の過緊張がほとんどの場合あります。
①は関節のズレではありますが、関節がズレると、周辺の筋の最小単位である【筋節】の数が増減し、筋の長さが変わります。
この筋節構造を本来の状態へ戻すには、筋肉を縮めたり伸ばしたりしないと戻りません。
ですから、ボキボキ整体も一瞬で関節のズレを元に戻しますから、一時的にすごく楽にはなるので、合う人もいるとは思います。
その一方で、関節のズレが治ったとしても、その状態をを維持する周辺筋群の【筋節】を本来の状態に戻さなければ、関節はまたズレていくことが多いのです。
それには筋肉に働きかける対応が必要なのです。
『関節を支える大黒柱は筋肉』ですからね!
当院では安全性が非常に高い手法によって、弱った筋の弾力性や筋の長さを本来の状態に回復させることで、代償で緊張している筋肉が自動的に緩み、神経の圧迫を開放させています。
まとめると...
弱っている筋肉があると、その働きを補うために代償して働き過ぎてしまう筋肉が出現します。すると神経を圧迫してしまい、不調が出てくることがあります。
なので、弱っている筋肉の働きを回復させることで、その代わりに働き過ぎていた筋肉をお休みさせます、するとその過緊張が緩み(筋節も回復し)、神経の圧迫が解放されていく、という感じです。
坐骨神経痛の症状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。